わたしは大学生の頃に、「就活ではなく婚活する！」なんて意気込んでいたほど結婚願望がありました。しかし、結局真面目に就活し、無事第一志望の企業に内定をいただき就職しました。目指すは寿退社だ、なんて思いながら気づけばもう入社４年目です。

入社４年目となると同期の子達も結婚していき、ますます焦ってくる年頃です。そんなときに学生時代の先輩から婚活パーティーに招待されました。その先輩は既に一度参加済みのようで、怖くも怪しくもないから行ってみようと誘ってくれました。

初めて行った婚活パーティーは、自分の紹介状を書いて、それと相手の紹介状をもとに数分ずつ話をしていくというものでした。年齢層は女性が２０代半ばから３０代後半、男性が３０代前半から４０代前半の印象を受けました。トーク時間は一人に対して数分間ですが、紹介状から話を広げていけばいいので、もともと話好きのわたしにとっては苦ではなく楽しい時間でした。

特に、自分のお目当ての方の順番が近づいてくるとテンションも高くなり、余計に話せました。そして全員と話すと、気に入った人の番号を書き、相手も気に入ってくれていたらマッチングしたということでお互いの番号が呼ばれるという簡単なものでした。

わたしは最初から決めていた方の番号を書き、幸運なことにマッチングしました。その後何回か食事を共にしましたが、お酒が好きなわたしとは対照的でお酒嫌いな方だったこともあり、お付き合いには発展しませんでした。ご縁はありませんでしたが、初めての婚活パーティーはそれなりに楽しく過ごせました。社会人生活も長くなると徐々に出会いもなくなってくるので、たまには自ら動いて参加してみるのもいいものです。