気がついたら、自分の周囲がバタバタと既婚者になっている・・・！「もしかしたら、自分はこのままずっと独身！？」そんな焦りを感じたことはありませんか？焦りや不安はストレスのモトになる反面、上手に活かせば新たな人間関係を発展する起爆剤になります。一生結婚できないかも・・・と思った時には「何をすればいいのか？」をまとめてみました。

独身男女の３割以上が「結婚できないかも」と感じたことがある

大手のアンケートサイトなどの調査結果を見ると、独身男女のうち、およそ３３％が「一生結婚できないかも、と感じたことがある」に「ある」と答えています。

独身男女の３人に１人は、

「一生結婚できないかもしれない！」

と不安感や焦燥感を感じたことがあるということになります。すでに結婚している人も含めると、恐らく割合はもっと高くなることを考えると、こうした気持ちの動きはそう珍しいものではないようです。

どんな時にそういう気持ちになるのか？

社会人生活を送る上では、会社の中での立場や昇格試験、通勤、勤務状況など、ステータスアップのタイミングなども関わってきます。転勤が多くて必須な職業の男性にも、女性との出会いが少ないことも含めて、結婚は諦めるしかないと感じることが多く起こるようです。

しかし、自分が「できないかも」と思うこととが、「本当に結婚できない」というファイナルアンサーではありません。

焦ると「見る目が曇る」ことを意識しておく

婚活を進めていく中で、気持ちの上では「焦らないこと」はとても大切です。

結婚適齢期は、女性の方が男性より期間が短いと良く言われます。そのため、多くの女性は３０代の半ばころにお相手が見つからないと「早くしなければ、売れ残ってしまう！」と焦りの気持ちを持つことが多いようです。男性も周囲の友人や同僚が次々と結婚していくと、「自分も早く相手を見つけたい」と考えるようになります。

しかし、焦って物事を進めようとすればミスが増えて、良い結果になりづらくなります。必ずしも「速攻がダメ」ということではありませんが、勢いに任せてしまうと、後々「もっとじっくり考えればよかった」という後悔が生まれるケースが多いことも事実なのです。

特に婚活のように、人生の長い時間を一緒に過ごす相手を探すために、焦って慌てて決めてしまうと、色々な「見落とし」が後々大きな問題になっていくことがあります。性格や生活態度、経済感覚、癖など、普通の友人関係以上に丁寧に見極めなければならないことは、焦っているとついつい、大ざっぱになりがちです。

同じく自分自身に対しても、見る目が曇っていないか？チェックしてみましょう。あまりに現実離れした夢を追っていると、これも不要な焦りをあおる原因になります。

出会いから関係を深めていく「過程」を楽しむ姿勢をもつ

婚活パーティーや合コン、婚活サイト、友人や家族などの紹介で出会いと別れを繰り返していくと、ある時ふと虚しさを感じてしまって、徐々に「もう結婚できないかも」と感じる。そんな場合は、「出会い」に疲れてしまい義務感だけで結婚相手を探すような感覚になってしまっているのかもしれません。

これも、形を変えた焦りの一つなのでしょう。

婚活中は、存分に人と出会うこと、かかわりあう過程を楽しむ姿勢も大切です。例えば結婚の相手としては考えられなくても、良い出会いもあるかもしれません。

「結婚できないかも」と「結婚しないかも」は違うことを意識するほうがいい

結婚は人生を大きく変えるライフイベントです。独身を続けるのと、家族となってパートナーと暮らし、将来的には子どももできるかもしれない、というのでは、大きな差があります。

そして、「結婚しないこと」が「結婚できないこと」という訳でもありません。結婚は人生の重要な選択肢の一つですから、自分で「しない方がいい」と選ぶ方法もあります。
結婚するか、しないか？その選択肢の主人公は自分です「できない」と「しない」は大きな違いがあります。「できない」と考えると卑屈な気持ちになってしまうことが多いですが、「しない」は同じ状況でも前向きです。自信を持って生きている態度になると、「結婚はしない」と宣言したとたん、モテだすことも珍しくありません。

ある意味「開き直り」も大切なのかもしれません。

もう一度「本当に結婚したいのか？」を自分に問いかけてみましょう。意義を感じないまま婚活をしても、熱意のないアプローチでは成果がでません。