マリネット
2015年02月28日
結婚相談所全盛期時代の事務員として、その内情と私がオススメする理由
今から15年くらい前、結婚相談所マリネットの事務員として働いていました。個人情報保護法が施行される前なので、市町村へ行って既定の料金を払うと独身男性の情報は容易に入手できました。集めてきて情報を会社へ持帰り、テレホンアポインターが電話を掛けて「一度お話にいらっしゃいませんか?」と勧誘をします。
余談ですが、電話を受けた男性が会社を訪問してくるとテレホンアポインターのポイントに繋がるため、みなさん策を練って電話をしていたようです。会社へ来て頂き、会費等のご説明をし賛同してくださった方は入会となります。女性は、入会金無料だったので女性会員はとても多かったように記憶しています。
会社の一室をパーティルームとし、たびたびパーティを開催していました。女性はアジア系の方が多かったですが、無料で参加できるために会はいつも華やかで楽しそうでした。皆さん、それぞれの目的と夢をもって参加していらしたので生き生きとしているように見えたのも印象に残っています。
今は個人情報保護法施行により、このような方法で独身男性に声を掛けることはなくなってしまったと思いますが、悪いことに利用するのでなければ、自分から行動を起こせない内気な男性にとっては、良いサービスだった部分もあるのでは?と思います。
ネット時代の昨今ですが、相手と直接会って、話をして、失敗や恥ずかしさを経験しながら積み重ねていく愛情の方が、信頼できるような気がします。今では昔ほどマリネットを含め結婚相談所の数もないのかもしれませんが、出逢いを求めている方は、一度足を運んでみるのも悪くないのでは…と思います。出逢いを望んでいる方のひとりでも多くの方に、素敵なご縁が訪れますように
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