既婚者の中には、今のご主人や奥さんと出会った瞬間に「この人と結婚するかも」と直感で感じたという人が多くいます。これって、どんな感覚なのでしょうか？ここでは、結婚相手と出会った時に感じることがある、他の人とは違う感覚・印象などについて紹介します。

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出会った瞬間に「この人だ！」と感じるパターン

結婚する相手を直感で見分けることができるなんてロマンティックな話ですが、実際に、出会ったばかりなのに「この人と結婚しそう」と自然に感じて結婚に至ったカップルは案外多いもの。　

具体的にどんな感覚があったのか、具体的に見ていきましょう。

電気が走った

昔から「ビビビ婚」という言葉があるように、相手に出会った瞬間に「ビビッと」電気が走ったような感覚があったという超常現象のようなパターン。「本当かな？」と思いがちですが、既婚者を対象にしたアンケートでも、

• 彼を見た時、体に雷が落ちたような感覚になった
• 目が合った瞬間にこの人だ！と感じた

など、割と多く寄せられる体験です。この体験談は女性に多い傾向がありますが、男性でも今の奥さんと会った瞬間に「嫁が来た」と感じたという人もいるようです。

男性側に多い感覚は、顔、髪型、スタイルなどの外見が自分の理想とピッタリ一致していて「この人が運命の人だ！」と感じるパターンです。女性ははっきり説明のできない直感でビビッとくることが多いのに対し、男性は視覚的にビビッときやすいのかもしれませんね。

初対面とは思えなかった

こちらもちょっと不思議な感覚ですが、初対面なのに初めて会ったとは思えなかったというパターンです。

• 最初からなぜか親近感を感じた
• 初対面の気がしない
• 昔から知っている感じがした

相手がまとっている空気感や雰囲気が自分に近いと、親近感を感じやすいのかもしれませんが、昔から知っているような感覚というのはなかなか説明がつきません。はっきりしたメカニズムは不明ですが、直感のなせる技なのでしょうね。

出会ってから短期間で結婚を意識するパターン

すべてのカップルが出会った瞬間に「この人と結婚する！」とビビビっとくるわけではありません。でも、お付き合いを始める前の割と早い段階で結婚相手として意識するケースは多いです。どんな体験か、見ていきましょう。

この人しかいないと思える何かがあった

知り合って間もない相手と結婚に至るケースでは、最初から会話がとても盛り上がってすぐに意気投合！というパターンが多いようです。女性と話すことが苦手な男性でも、「なぜか今の奥さんとは話しやすかった」という人や、「マニアックな趣味や好みが同じで運命を感じた」という人のように、この人を逃したら他にいないかも！と思える何かを感じると、お付き合いをスタートさせる前から結婚を意識しやすくなるのかもしれません。

自然体でいられた

知り合ったばかりなのに、緊張せず自然体でいられる相手であることは、男女問わず結婚を意識する大きなポイントになるようです。

• いつも通りの自分でいられた
• 一緒にいても疲れない
• 居心地が良かった

付き合う相手であれば、トキメキ感のような刺激的な感覚がある方が良いかもしれませんが、毎日生活を共にする相手となるとリラックスできる相手かどうかが重要なのでしょう。

喜怒哀楽のツボが同じ

どんな時に喜びを感じるか、どんな時に怒りを感じるかといった感情面のツボが似ていることは、価値観にも通じるものがあります。結婚は、毎日一緒に生活し、楽しいことも辛いことも共有することなので、感情の動き方が近いと「ずっと一緒に入られそう」と感じやすいものです。喜怒哀楽のツボは、人に合わせようと思って合わせられる類のものではない感情・感性の部分なので、そこに共感できるというのは結婚へつながりやすいといえるでしょう。

シンクロ・共通点が多かった

出会ったばかりの相手を結婚相手として意識するケースとして、価値観や趣味が同じことというのは大切なポイントですが、それ以外に不思議なシンクロや共通点があって運命を感じたというケースも多いようです。

• 電車の中でばったり会った
• 人混みを歩いていたら偶然隣にいた
• 連絡しようと思った瞬間に相手から連絡が来た
• 昔住んでいた場所に相手の出身校があった

このように、思わぬ場所でばったり会ったり、コミュニケーションや過去の出来事などでシンクロを感じたりすると、「運命かも？」と感じて結婚へ！となりやすいですね。

直感で結婚相手を決めて大丈夫？気をつけたいポイント

結婚は勢いが大事ともいわれますが、ご紹介したような直感的なもので結婚相手を決めて大丈夫かな？と思われる方も多いことでしょう。

たしかに、説明のつかない直感で相手に惹かれることは、他の人では得られない感覚だったりするので、運命を感じてしまうことは仕方のないこと。でも、選択を誤らないためにも以下のようなポイントを冷静に見極めておくことをおすすめします。

少しだけ立ち止まって考えよう

超常現象のようにビビビッときた感覚を重視すると、「この人は運命の人にちがいない！」と思い込みやすいですが、そのまま「恋は盲目」状態になってしまうと相手の欠点や合わない点に目をつぶってしまいがち。運命を感じたとしても、長い結婚生活を念頭に置いてちょっとだけ立ち止まり、あなたの結婚観や家族観がその人と合うかどうか確認するようにしましょう。

運命だ！と思い込み過ぎないように

あなたが直感で「この人と結婚するかも」と思っても、相手も同じように思っているとは限りません。一方的な思い込みが強くなると、相手に「重い」と感じられてしまうことがあるので、接し方には気を付けましょう。
また、相手に結婚願望がなかったり、結婚に適さないなどのケースがあります。そのような相手だと、お付き合いを始めてもいつまで経っても結婚に至らず、時間ばかり経ってしまうことになりかねません。

出会った瞬間もしくは短期間のうちに、結婚を強く意識するような運命的なものを感じ、結婚したという人の代表的なパターンをご紹介しました。実際に体験しないとピンとこないかもしれませんが、これから出会う人に上記のような感覚を抱いたら運命の人かもしれません。ただし、直感に頼るだけでなく、少しだけ立ち止まって相手を冷静に見極めることも大切ですよ。